手技療法

手技療法は多く存在し、全て素晴らしい先人たちの知恵の集結です。

他動で行うストレッチや運動を誘導する手も技術だと思います。
優しく、わかりやすく、意識させる。
沢山の素晴らしい方を見てきました。

手技療法には次のような種類があります。

・按摩
・推拿（すいな）
・マイオテラピー
・カイロプラクティック
・オステオパシー
・AKA

など手技療法には多くの種類があります。
また、「鍼」「お灸」「ブレード」「物療機器」など道具や機械を使った手技もあります。

当院では患者様の目的に応じて皮膚・神経・受容器・筋肉にアプローチするのか、それとも靭帯の拘縮を改善させるなど、その場合に応じて手技を選択しています。

当院でよく使う手技はPNF、筋膜リリース、反射抑制、スキンストレッチなどが多くブレードやラジオ波と併用しながら使う事で効果を引き上げています。

筋肉を緩めるだけでは関節が正常に動かない、筋肉の出力が出ないなど一時的に症状が改善しても再発する場合があります。
そのような場合は、筋肉の出力を上げたり過活動を起こしている筋肉や神経を抑制する事に努め、正常な動作に誘導していきます。
患者様の症状に合わせて使用する手技を選び、効率の良いアプローチを行っていきます。

手技療法を行うことで、身体にさまざまな影響を与えます。

●血流改善

血流が阻害されることでさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

手技療法は次のような症状に有効です。

・むくみの改善
・自律神経の調整
・一時的な肩こり
・疲労回復
・ケガ後のケア
など

 

●筋肉の機能不全

筋肉が正常に働かないこともさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
血行不良の原因にもなるため、筋肉の動きを改善する必要があります。

他動的にストレッチを掛けたり、軽く抵抗を掛けて緊張させたりして正常な状態にもどしていきます。

・寝違い
・急性の腰痛
・肉離れ
・捻挫の後のケア
・つりの改善
など

●関節の拘縮や靭帯の機能不全

靭帯の走行にストレッチをかけていきます。
関節を牽引し他動的に動かしてあげることで関節周囲の組織の柔軟性をとり戻すことで、正常に関節を動かすことができます。

拘縮の強い場合などは物療と併用し組織の柔軟性を高めながら行うようにしています。
急性期を超えた「リウマチの疼痛緩和」「変形性関節症」などには必要な手技です。

その他、正常に動かない組織に対してサポートして動かしていきます。
四十肩・五十肩や野球での肩の疾患、リハビリ、慢性疼痛などには効果的です。

手技療法を行うことで筋肉の緊張緩和や、血流の促進といった効果が期待できます。
それにより多くの方が悩まされているような症状の改善が期待されます。

手技療法によって、患部の血流が促進されると、肩こりや腰痛といった慢性症状の改善が期待されます。
また、肩こりによる頭痛やめまいといった症状の改善にもつながります。

●高齢者の身体の痛み

高齢者の方は筋力低下や姿勢不良、手術の影響などで膝や股関節といった関節の動きが悪くなり、痛みも抱えている場合があります。
そのような方にも手技療法を行うことで、関節可動域の改善や動きの改善による筋力アップが期待されます。

症状の改善によって日常生活が楽になるほか、趣味や散歩など身体を動かせる機会も増えるのではないでしょうか。

 

●スポーツや日常生活でのケガの改善

日常生活やスポーツの現場ではいつ、どのようなケガが発生するか分かりません。
ぎっくり腰や寝違え、捻挫や打撲など日常生活ではさまざまなケガをする可能性があります。
それらのケガを早期に回復させ、症状の改善を図るためには手技療法が欠かせません。

ケガをして痛めた部位は周辺の筋肉や軟部組織が硬くなっていることが多いため、その硬さを残してしまうと回復するまでの期間が長引くほか、ケガの再発にもつながってしまいます。