【第2弾】シーバー病(かかとの痛み) 「かかとの痛み(シーバー病)」を引き起こすアキレス腱の牽引ストレス
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「走ったりジャンプすると、かかとを痛がる」 「朝起きたときや練習の後半、かかとを浮かせて歩いている」
小・中学生のサッカーやバスケットボール、陸上選手に多く見られるこの症状は、単なる打撲や疲れではなく「シーバー病(踵骨骨端症)」の可能性が高いです。
なぜ「かかと」に痛みが集中するのか。その原因はふくらはぎの筋肉による強力な「牽引(けんいん)ストレス」にあります。
1. かかとで起きている「引き剥がし力」の正体
成長期のお子さんのかかと(踵骨)の端には、成長するための柔らかい成長軟骨(骨端線)が存在します。
このかかとには、人間の体で最も強靱な「アキレス腱(ふくらはぎの筋肉:下腿三頭筋)」と「足底筋膜(足の裏の膜)」が上と下から繋がっています。
骨が急成長する時期、ふくらはぎの筋肉の柔軟性が追いつかないと、筋肉は常にピンと突っ張った状態になります。その状態で走る・跳ぶ・つま先立ちになる動作を繰り返すと、突っ張ったアキレス腱がかかとの柔らかい成長軟骨部を強力に引っ張り、微細な引き剥がしストレス(牽引ストレス)と炎症を引き起こします。
2. かかとの痛みを悪化させる3つの要因
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足関節の背屈制限(アキレス腱のタイトネス) 足首を上に曲げる柔軟性が低下していると、踏み込みのたびにかかとへ強烈な引き延ばし力がかかります。
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扁平足・足くびの倒れ込み(Over-pronation) 足裏のアーチが潰れて足首が内側に倒れ込むと、アキレス腱がまっすぐではなく「ねじれた状態」で引っ張られるため、局部的なストレスが倍増します。
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クッション性の低いシューズや硬いグラウンド 踏み込みの直接的な衝撃(圧縮力)とアキレス腱の引っ張り(牽引力)が同時にかかり、壊れやすくなります。
3. 今すぐできる予防・初期対応
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ふくらはぎ(下腿三頭筋)と足裏のストレッチ 膝を伸ばした状態と曲げた状態の2パターンでふくらはぎをほぐし、かかとへの引っ張り力を減らします。
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足首を倒し込まない使い方の獲得 足裏のアーチを支え、踏み込み時に膝や足首が内側に倒れないようなアライメント調整を行います。
