なぜ痛みが繰り返すのか?「身体・心・生活」から根本改善を目指すBPS治療戦略
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「レントゲンやMRIでは『骨に異常なし』と言われたのに、痛みがずっと続いている」
「痛みが治まらないせいで、『また痛くなるのではないか』と不安で大好きなスポーツや外出をためらってしまう」
長引く慢性的な痛みを抱えている患者様から、このような切実なお声を本当によく伺います。
病院に行っても原因がはっきりせず、シップや処方薬、一時的なマッサージだけで過ごしていると、「自分の身体はもう治らないのではないか」と気持ちまで塞ぎ込んでしまいがちです。
当院では、単に「痛む場所をほぐす」だけの対症療法は行いません。痛みの原因を「身体(Bio)」だけでなく、「心(Psycho)」「生活環境(Social)」という3つの側面から総合的に紐解く「BPS治療戦略(生物心理社会モデル)」を取り入れています。
今回は、私たちがなぜこのBPS治療戦略を大切にしているのか、その背景にある「当院の思い」とともに詳しく解説します。
1. 痛みの原因は「体」だけではない?BPSモデル(生物心理社会モデル)とは
従来の一般的な医療では、「骨の変形」「筋肉の緊張」といった「身体的・構造的な不具合(Bio)」ばかりに目が向けられがちでした。しかし、最新の痛みの解剖学・神経科学では、心にかかるストレスや恐怖感、日常の生活環境も痛みを大きく増幅させる原因であることが明かされています。
当院では、患者様の状態を以下の3つの視点(BPS)から評価します。
① Bio(生物学的要因):身体の構造や機能の問題
筋肉の過緊張、関節の可動域低下、IAP(腹腔内圧・腹圧)の機能低下、足元の着地バランスの崩れ、組織の炎症など。
② Psycho(心理的要因):心や脳が感じる不安・ストレス
「動かしたら壊れるかもしれない」という過剰な恐怖心(破局的思考)、仕事や家庭での精神的ストレス、長期化する痛みによる強い不安など。
③ Social(社会的要因):生活環境や人間関係
長時間のデスクワークや立ち仕事、不適切な姿勢での作業、睡眠不足、周囲の理解が得られない環境など。
⚠️ 「痛みの負のループ」に陥っていませんか?
「腰が痛い(Bio)」状態が続くと、「動かすのが怖い(Psycho)」と感じるようになります。すると無意識に体を動かさなくなり、仕事や日常の活動量が減り(Social)、結果として筋肉や関節がさらに固まって痛みが悪化する(Bio)……という「痛みの悪循環(壊れなくても痛む状態)」に陥ってしまいます。
2. 【当院の思い】「痛みの恐怖」を取り除き、自立して歩める未来を創る
私たちが診療において最も大切にしているのは、「患者様ご自身が自分の身体を正しく理解し、安心して主体的に動かせるようになること(自立支援)」です。
ただ施術を受けて帰るだけでは、本当の解決にはなりません。患者様が不安から解放され、自信を持って日常生活やスポーツに復帰できるよう、当院では以下のアプローチを徹底しています。
1. 傾聴と「納得感」のある丁寧な説明
当院では、まず患者様のお話にしっかりと耳を傾けます。「なぜ今まで痛みが取れなかったのか」「なぜこの運動が必要なのか」を専門用語を使わずに分かりやすく解説します。「動かしても身体は安全なんだ」と頭で理解し納得していただくことが、脳の過剰な警戒信号(痛み)を抑える最初の一歩です。
2. 身体の「治る力」と「正しい動き」を呼び覚ますアプローチ
マトリクスウェーブなどの先進物理療法を用いて深部の痛みや炎症を迅速に和らげたうえで、ホグレルやピラティスを活用し、「身体に安全で多様な動きを体験・学習」させていきます。痛みの出ない正しい動きを再獲得することで、過剰になっていた脳の防衛反応を解除します。
3. 次回へとつながる明確な課題と生活習慣の改善
施術枠の限られた時間(20分)の中でも、現状の評価と効果の実感、そしてご自宅でできる明確な課題(呼吸法やストレッチなど)を設定します。インソール処方や姿勢指導なども組み合わせ、院を出たあとの日常環境(Social)でも良い状態をキープできるよう伴走します。
3. 「痛みに振り回されない生活」を一緒につくりましょう
当院は、痛みを一時的に麻痺させるためだけの「マッサージ店」ではありません。
私たちが目指すのは、患者様が「痛みの恐怖」から解放され、仕事も、趣味も、家族との時間も、笑顔で自分らしく楽しめるようになっていただくことです。
「どこへ行っても良くならなかった」
「自分の痛みの原因を根本から知りたい」
そうお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたが自分の足で力強く歩み出すその日まで、私たちは全力で寄り添い、サポートし続けます。